ゆとり主婦のタワゴト

日々思うこと、頭の中のこと、ひっそりと自己主張。

小室哲哉

週刊誌の賛否やそれと彼との引退を関連づけることは違うと思う。

元々音楽面以外では、スキャンダラスなニュースの多い人だったし、彼自身も年齢的にうまい幕引きが出来たはずだ。

 

だから彼の人間性や一連の騒動は抜きにして、彼の音楽のファンだと言う話を書きたい。

 

雪が降ると、globeやTRFを聴きたくなるのは冬のあるあるではないだろうか。

子供の頃行っていたスキー場では必ずかかっていた。

私は90年代から00年初期の音楽が一番好きだ。色褪せない名曲が続々と世に放たれた時代。そしてTK全盛期。音楽を意識して聞くようになった小学校低学年の頃が最も彼の音楽が流行っていたから、原体験に近いものがある。

 

globeで特に好きな曲は「precious memories」冒頭のピアノの旋律を含め、小室哲哉の真骨頂だと思う。特にその歌詞は、小室音楽の全ての根底に流れている想いが綴られている。大人になって、日々に追われる中でもふとした時に思い出し、切なくも温かな気持ちにさせてくれるprecious memories は誰にもあるはず。ユーミンの「卒業写真」にも似た曲だ。いつ聞いても胸がキュッと締め付けられる、だけど頭の中だけタイムスリップさせてくれるような、不思議で温かい一曲だ。

 

TRFでは、言わずと知れた名曲「BOY  MEETS GIRL」について。

当時小学生だった私はNHKの確か、BSで放送されていた「だぁ!だぁ!だぁ!」の主題歌として耳にしていた。ダンサブルで、一度耳にしたら忘れられない曲調が、アニメのオープニングを引き立て、子供心をくすぐった。その物語もボーイミーツガールもの。それから歳を重ね、「君の名は」に至るまで、ボーイミーツガールものの絶対的な楽しさ、おもしろさ、豊かさを 色々な作品で目にしてきた。大人になって聞くこの曲は、たまらない。

ボーイミーツガール

出会いこそ

人生の宝探しだね

 

小室音楽の全ては、大人になった人々の胸をキュッと締め付け、心地よい切なさを連れてくる。懐古主義になるのではなく、誰もが持っているはずの素敵な思い出があることを私たちに教えてくれる。そして、日常へと戻っていくためのエネルギーをわけてくれる。

この想いは時代に左右されるものではなく、大人になる全ての人がどこかで触れるもの。彼の音楽はこの先も長く、私たちの日常に寄り添ってくれると思う。

 

 

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