ゆとり主婦のタワゴト

日々思うこと、頭の中のこと、ひっそりと自己主張。

女子分析④〜楽して生きる幸せ〜

おそらく女性の嫉妬の中には、

「私はこんなに頑張っているのに、〇〇は楽して手に入れていて腹がたつ」

という類のものがあると思う。

 

女子分析シリーズ①〜③では、私が中学生くらいの時に経験した話をした。

その経験をつい最近友人に話したところ、私に対して周りは先ほど書いたような嫉妬を覚えるんだよ、と言われた。

 

その時はうーん、嫉妬はわかるけど私が特別「楽してる」わけでもないと思うんだけど…なんで楽してるって思われるんだろう、と感じた。

 

…でもふと思ったのだ。

私楽してたかも!、と。

 

勉強や仕事を頑張っていなかったわけではないし、そういう面で楽をした覚えはない。努力すべき場面では努力してきたと思う。

 

けれど、物質的な豊かさに対して必死になったことはないし、生まれた時から十分恵まれていたから、そもそも「私は今楽をしている」と感じることがなかった。楽をしているかどうかに焦点を当てたことはない、つまりそれは楽をしているのかも、と。

 

なんとなく、

人生はうまくいく、絶対に。

と昔から思い込んでいる節がある。

何かをしてもらったり、ラッキーが起きたら、わーい、ありがとう!と素直に受け取ってきた。友人からは「ちゃっかりしてる」とよく言われた。逆に自分を必要以上に卑下したことも、無駄な遠慮をしたこともない。

 

私は「〇〇ちゃんは普段から誠実な人なんだし、ここで筋の通った我を通しても誰も変だとは思わないのに」と感じることがよくある。自分の行動や言動に対して必要以上に前置する子もそうだ。大丈夫、誤解しないよ、周りにはそんなに深読みしないよ、と。

 

女子のグループというのはどこか、遠慮しなければ。謙虚でいなければ。これこそがうまくやっていくためのルール!という思い込みで成り立っているところがある。明日のランチの店さえもグループラインでなかなか決まらない…なんてのは女子あるあるではなかろうか。

そういった遠慮を苦労、とまでは捉えなくても、私のようなちゃっかり者は「楽をしている」カテゴリになってしまうのかもしれない。

 

けれど、楽をした結果人生はうまくいっていると思うのだ。

 

結婚する時もそうだ。私は当時勤めていた会社が超ブラック。まずは3年、が当てはまらない会社だと確信し、早く抜け出さなければ自分のことが嫌いになる、と強く思った。大学時代から付き合っていた夫は元々結婚願望があったが、結婚のきっかけを端的に説明すれば「仕事を辞めたいから結婚しよう」と相談したのだ。結果、周りの友人の中でも真っ先に主婦となった。

 

周りからみたら、甘いヤツだと思われるかもしれないけれど、事実として私は今幸せな生活を手に入れている。遠慮や我慢をあの時続けていたら、交際期間の長かった夫とは結婚の時期を逃していたかもしれない。

 

暗黙の女子ルールにしばられず、楽に、ちゃっかり、少しわがままになることは、幸せを感じる最も簡単な手段だと思う。

 

 

にほんブログ村 主婦日記ブログ 20代主婦へ
にほんブログ村 にほんブログ村 主婦日記ブログへ
にほんブログ村